スペシャル記事

阿裕牛肉湯(台南市)

2017-12-13
こんにちは、台北ナビです。台湾の美食は奥が深い…。今日また久しぶりの感動の食と出会いました!さすが台南!とも思ったし、台南の牛肉の美味しさを改めて感じ入りました。
さて、お店ができたのは1987年。2003年に牛肉市場がある善化で、「牛肉湯節」を開催し、当日5000碗の牛肉湯をサービスしたというのが、ここ「阿裕牛肉涮涮鍋-牛肉湯」店のオーナー阿裕さん。牛肉フェスは年々盛んになり、今では「台南清燙牛肉節」として定着し、50店舗ほどが参加するようになっています。
ちなみに台湾人が牛肉を食べる習慣は日本人がもたらしました。農耕社会の台湾では、牛は家族だったので食用とすることはなかったのですが(今でもこの観念で食べない家庭も多いです)、当時日本国内でも洋食が入り始めていた時代、台湾人はまず牛乳から飲み始めたそうです。

着きました

「阿裕牛肉湯」店は電話予約ができず、当日店で予約し、満席だった場合は席が空いた時に店から携帯へ電話をかけてくれる、という仕組みになっています。平均30分、長い時は1時間以上待つこともあるそうです。この日ナビたちは大人数の2卓だったので、先発隊が予約してくれていました。聞くところによると、周辺にはあまり店もなく、ほとんどの人が近くのコンビニで電話を待つのだとか。
店に入ると阿裕さんが、中央で肉を切っています。
包丁をシャカシャカとパフォーマンス(?)をしたかと思うと、渋い表情で肉をどんどん切っていきます。切れ具合も最高ですが、ここで切られているのは、特優頂級鮮牛肉という後ほど鍋に入れて食べる一番おいしい部分でした。毎朝市場で屠殺された牛肉が直送されてきています。きれいな赤身肉ですね。実は一番新鮮なのは6時間以内とのこと。だから台南人は早朝に牛肉湯を食べる習慣があるのです。

ここで皆、まず写真を撮ってしまいます

すっごく忙しいのです

内部はかなり広く、テーブルも多いのですが、すべて満席状態

いただきます!

テーブルに来た鍋はこんな感じ

ここでは、鍋で牛肉をいただきます
スープは運ばれてきたときに、キャベツ、トマト、ネギ、香菜、牛腩などが入っています。ほかにも豆腐やキノコ類、野菜なども入れられますが、まずはスープを楽しみ、肉のみを入れて食べてみましょう。スープはコクのあるいい味が出ています。

牛肉について

台湾人がいう「溫體牛肉」は、屠殺市場から直送の新鮮な肉。冷蔵や冷凍を行ってなく、常温で血液や水分が自然蒸発?した状態なので粘り気もあり、お皿にくっついた状態でテーブルに運ばれてきます。
部位が違う牛肉の皿が3~4皿ほど肉が運ばれて来たら、新鮮な牛肉を箸でつまみ、3秒湯がくか、7秒にするかで味は変わりますが、最初は秘伝のタレやショウガにもつけず、そのまま食べてみてください。牛肉の濃い旨味と香りを感じることができます。

きれいな赤身

入れます

3~5秒でどうぞ

口から出てくるのは「旨~い!」「美味すぎる!」「最高!」「こんな旨いの初めて食べた!」など絶賛の言葉ばかり。あとは皆が我も我もと会話をするのも惜しむように鍋をつつき始めます。

各自が肉を次々と入れます

止まらない美味しさ~!

お店は、鍋底と呼ばれる鍋の素スープが一律100元。特優頂級鮮牛肉は、一皿300元。
牛尾巴300元、牛雜200元。他にも牛肝、牛心、牛肚、牛腩などがあります。烤牛舌300元、炒骨隨300元、醉牛腱250元は、すでに調理がされています。

牛雜200元

牛腱250元

牛尾巴300元

炒骨隨300元 フニャフニャの食感でした

烤牛舌300元 キュウリと玉ねぎと一緒に! 

セルフコーナー

牛肉湯には欠かせない牛肉肉燥飯は、食べ放題です!!!ご飯を自分でよそい、牛肉の肉燥をお好みで掛けます。これだけで、もう幸せな気分になりますよね。
ソース類は、醤油、沙茶、豆辦醬、辣椒(トウガラシ)、薑絲(ショウガの細切り)、ネギ、醋(酢)など。トウガラシはすっごく辛い、と書いてあります。

牛肉湯のお伴、肉燥飯

お好みでいろいろ足せます

火鍋材料もセルフサービスで一皿50元。冷蔵庫から各自が取ります。白菜などの野菜類や豆腐類、エノキダケやエビ団子、シイタケ団子、肉団子など。冷蔵庫には飲み物も入っていますよ。
満腹になったナビたち、また来たい!絶対来る!という声が各所から聞こえてきます。
そして、皆は牛肉干(ビーフジャーキー)もお土産に買って帰りました。

最初の状態

野菜などを足しました

以上、台南の牛肉鍋の威力に完敗したナビがお届けしました。