スペシャル記事

崖上民宿(花蓮県)

2017-10-13
こんにちは、台北ナビです。
台湾東部の海岸沿いは、手つかずの自然が多く残っています。近年は民宿も増えてきて、海際に建つ民宿では、まるで船上で旅をしているような感覚を覚えます。今回訪れたのは、アミ族やクバラン族、ブヌン族が住む花蓮県豊濱郷にある崖上民宿Cliff house。名の通り、崖の上で海を望む民宿です。

民宿の開始

崖上民宿はオーナー陳聡さん、奥さんの陳李月娥さん、息子さんの陳立翔さんの3人で経営されています。10年前の2007年、オーナーと奥様は台北からここへ引っ越して来ました。が、まもなく共同出資人が逃げたことで、ご夫婦は2倍の負担を背負うことになり、一時はあきらめようとしたそうです。そんな時娘さんからの激励があり、ご夫婦は一念発起。自分たちで土や石を運び、何もなかったこの地を一から家族だけで作り始めました。家族会議でデザインを構想し、デザイナーに頼んで民宿が完成したのは2009年のことです。白と青が映えるギリシャ風の建物に、部屋は全室5室。海岸沿いまで下りて、民宿を見上げると本当にお城のように見えます。
1階はカフェレストランと1室。2階に4室、3階には予備の部屋もあります。すべての部屋は太平洋に面し、ベランダには椅子が置かれています。常に海音を聞くことができ、夜になると船で海上をさまよっているような気分に。なので、ぐっすり眠れますよ。

一年中きれいな花が咲き誇っています

一から自分たちで造り上げた庭

政府からも「好客民宿」に認定されました

陳立翔さん(息子さん)と陳李月娥さん

レストランのテーブルには、民宿の開始時が刻まれています

部屋のアメニティ紹介

バスルームは部屋によってバスタブがあったりなかったりです。また、バスタブにジャグジーシャワーが付いている部屋もあります。壁にはボディソープとシャンプー。洗面台にはハンドソ-プ。ドライヤーはバスルームにあったり部屋にあったりで、壁に設置されています。アメニティは歯ブラシ歯磨きセット、櫛、シャワーキャップ、ヒゲ剃りがコップに入っていました。バスタオル、フェイスタオルがあります。

大体はシャワーです

歯ブラシセットなどはこちらに

ドライヤー

クローゼットはありませんが、可愛いハンガーやポールハンガーがあります。見えるところにあるので、上着を忘れるという失敗はなさそうです。
デスク周りには、冷蔵庫、ミネラルウォーター2本、ポット、マグカップ、阿里山烏龍茶と伯朗奶茶のパック以外にフリーのポカリスエットが2本ありました。スリッパは自分で作るタイプ。初めて見ました~。面白いです。
テレビをつけるとNHKチャンネルを見ることもできました。

ポカリ2本サービス

阿里山烏龍茶と伯朗奶茶

部屋によってはポールハンガーもあり

これはスリッパで、裏に作り方が書いてあって

こうなります

コンセント数も十分

骨董風ライト

テレビ

部屋を見ていきましょう

「崖上民宿」という名前ですから、海と隣り合わせ。ここの特徴はすべての部屋に海を楽しむベランダがついていることでしょう。ナビが行った日は、あいにくの豪雨前で海の色も濁っていましたが、お天気がいい日は、眼前の太平洋から昇る日の出が拝めます。
そして、海際と聞くと、心地よい潮風は好きだけど、肌に貼り付く感じが嫌という人もいるかもしれません。が、ここの風は全く肌にべとつかない!だからここに住むことにしたのよ、というお母さんの言葉が印象的でした。確かに北海岸の潮風と違い、肌にサラサラした感覚がありましたね。青い海を眺め、海音に耳を澄まし、その爽やかな海風を感じる、そんな暮らしが毎日送れるなんて、羨ましいですね。
耳寄り情報:毎月「旧暦」の17日~20日は、海から月が昇ってくるのが見られます!

ライトな色彩の部屋

掛け用のシーツとブランケットガ優しい肌触り

日の出の様子


101室
一階の裏口から入るような感じです。庭から入るので、住んでいるような感覚になります。こちらのバスルームはシャワーのみ。窓も大きくて、外に出るとすぐベンチがあるのも自分の庭のようでいいですね。

外の緑がきれいです

こちらは部屋に飲水機があります


201室
ソファもあり、2階で一番大きな部屋です。岩風呂のようなお風呂には、ジャグジーシャワーもついています。ベランダも素敵です。

ソファがあります

ベランダも広い

バスタブは中

ジャグジーシャワーもあります

部屋への入口付近


202室
ナビが泊ってみた部屋はこちら。やはり岩風呂のようなお風呂には、ジャグジーシャワーがついていて、ベランダは椅子の前に小さなテーブル。

ジャグジーシャワー

天井のライトも凝っています


203室
こちらはシャワーのみでバスタブはありません。しかし、ベランダに出るとそこは海。こぢんまりしている分、ほっと落ち着く感もあります。

205室
ライトグリーンがかわいい一番隅っこの部屋です。この部屋も落ち着きますね。シャワーのみでバスタブはありません。

お母さん自慢の畑

ヘチマ、苦瓜、オクラ、キャベツ、なす、カボチャ、ピーマン、ブロッコリー、トウモロコシ、きゅうり、豆類が採れ、夏は瓜類、冬場は葉類を中心に植えているそうです。海際だから風に塩分が入っていて大変では?と聞くと、野菜は大体採れ、ピーマンは苦みが消えるそうです。しかし、果物はマンゴーやミカンは試したけど年々小さくなり、10年の経験からすると、育ったのはバナナとパパイヤだけとのこと。今年はヘチマが豊作だったそうで、1日20本も採れ、600本も収穫したそうですよ。肉は花蓮の方まで行って買い、魚は石梯平で購入。ここの生活に慣れた今は、たまに台北に行くと窮屈でたまらないそうです。

ヘチマ

オクラ、一つは種を取るために放置しておきます

トウガラシ

鶏も飼っています

広い畑から見る民宿

朝食とレストラン

民宿は朝食を提供しています。
いい香りのコーヒーには、おいしいハンバーガー。ハムとチーズ、ピクルス入り。パンも手作りで焼いています。そして、コーヒーも大きな器械がありました。本格的!お天気がいい日にはぜひ外のテーブルでどうそ!15:00~17:30でチェックインした人には、手作りのチーズケーキやクッキーのサービスがあります。お母さんは大の料理好きで、台北ではよくケーキ作りのクラスに通っていたそうです。

カウンター付近

お天気がいい日は外で海風を感じながら

コーヒー器械

民宿の仲間たち

ナビも大自然の中での民宿経営には憧れるけど、陳さん家族にはさらに7匹の仲間たちがいました。彼らわんチャンたちは人懐っこくてかわいい。
そして、お客さんとの語らいがとても楽しいという陳さんファミリー。海外から数日滞在するために来る家族がいたり、インスピレーションを得るために部屋に入ったら一歩も出ないアーティスト人もいれば、いろんな年代の方がそれぞれの楽しみ方をしています。庭ではバーベキューもできるので、希望する人は事前に連絡を入れてください。また、一部屋でなく、一棟貸出しも行っています。

名前はチョコレート、

ボクはコーヒー、

紅茶なんです。

ボクたちも、皆様のお越しをお待ちしています。

以上、台北ナビでした