スペシャル記事

新百禄(台南市) 

2017-11-22
清朝の西太后も連日食し、美容と健康に良いとされている漢方食材かつ広東料理の高級食材であるツバメの巣。中華食材の中で一番高級なものはフカヒレではなく、ツバメの巣かもしれませんね。台湾ではツバメの巣は生産されず、多くはマレーシアから輸入しています。「新百禄」は奥様ファミリーがマレーシア人で、家業としてコンクリート製の建物の中でツバメを飼育してきました。このツバメはアナツバメと呼ばれ、繁殖期を除いてほとんど地上に降りることはない空中生活ができるツバメで、睡眠も羽根をひろげて巣にくっつくような形でとることができるのです。アナツバメのオスは、ほぼ全体が唾液腺の分泌物でできた巣を作ります。一個の巣作りは約一か月半で、うち一週間は卵を産む期間。約2週間で孵化して、一か月半後には巣立っていきます。ツバメの巣の採収はツバメが巣立った後に限るので、1年に3回~5回とされています。
「新百禄」は、観光工場でもあるので、ツバメの巣についての紹介の後、最後にショップコーナーや試食コーナーに行き着くルートとなっています。普通ツバメの巣を買うってことは、まずないですよね。が、物知りスタッフに聞いたところ、もし買うなら!重みがあること。色は赤っぽいのやオレンジ色はよくない。そして、ツバメのよだれの線がくっきりきれいに見えるのがいいそうです。あまりテカテカしているのは、後で光沢液を塗っているかもしれないのでその点もご注意だそうです。
でもやっぱりすでに調理してある製品を買うのが一番便利。ツバメの巣と水、氷砂糖で調理された瓶詰めは、冷やして飲むと本当に美味しいのです。「新百禄」では、余計な添加物は加えていないので、天然のツバメの巣の線状が、口の中にするっと入ってくる食感で味わえます。のど越しよく、タンパク質も含み、アンチエイジングなど美容にいいとなると、ついつい参観後は購入に走ってしまう、というのが美と健康を追求したい人間の業なのかもしれません♪