台北101はにぎわう信義区に位置し、台湾観光のハズせないスポットとなっています。展望台はオフィス棟の89階にあり、遠く台北の街並みが臨め、ツーリストならぜひとも体験したいスポットです。
まずは5階のチケット売り場でチケットを購入後、ウェイティングエリアで記念撮影を。それからギネス世界記録を持つ最速気圧制御エレベーターで89階の展望台まで向かいましょう。2機の専用超高速エレベーターは、毎分1010m(時速60.6km)で5階から一気に89階までわずか37秒で到達します。
標高382mにある89階の展望台からは、四方に広がる素晴らしい景色が楽しめます。晴れた日の昼には、緩やかな稜線を描く緑の山々と、その内側に広がるさまざまな建物がまるで小さな模型のように臨め、その美しく、人々を魅了する台北市街の風景にうならされることでしょう。
超高速エレベーターの外、ビルの内部には直径5.5m、重さ660tの世界最大・最重量の動吸振器(ウィンドマスダンパー)が設置されています。これもまた唯一の公開型、見学できるマスダンパーとなっています。厚さ12.5㎝の鋼板を41層に溶接し、92階から87階まで吊るされており、台北101ビルの防風・耐震対策の重要な役目を担っています。展望台からは、この壮大なシステムを窺い知ることができます。
展望台フロアには、超高倍率望遠鏡・記念写真撮影サービス・ドリンクスタンド・記念グッズ販売・世界一高いポストなど、さまざまな設備があります。きっと忘れられない体験ができることでしょう。
(資料・写真提供:台北101展望台)
観覧車のゴンドラがゆっくりと上昇し、地上の景観がみるみる小さくなり、地平線の上空が徐々に広くなっていきます。夢のような風景であり、街を見つめる一つの視点でもあります。
ミラマー百楽園の観覧車は日本のメーカーが手がけたもので、総額3億元を投じて造られました。高さ100メートル、重さ600トン、ゴンドラは48基あり、624本のネオンライトが台北の夜を美しく彩ります。毎日、夜の帳が降りると「天の音楽、地の彩り、風の舞」をテーマに、眩い光のショーが繰り広げられます。夜空に放たれる千変万化する光に、多くの人が足を止め見入っています。
観覧車のゴンドラの高度が上がると、眼下には日中とはまったく異なる景観が広がります。キラキラと光る街の灯り、川を作る車のライト、そして空港の灯りが織りなす色とりどりの夜。さらに輝くネオンと柔らかな音楽が、夜の観覧車をうっとりするムードで包み込みます。
(参照:ミラマー百楽園公式ウェブサイト)